異動の度に成長できる 頼られる人材へ
父親がダイセン工業で働いていた縁もあり、高校卒業後2週間ほどアルバイトをしていました。その後は別の会社に入り4年間ほど勤めたのですが、24才のときに第2営業部(住宅建材事業部)で営業職として採用され、入社しました。
入社1年後に組織改編で住宅建材事業部の業務課へ異動、その1年後さらにビル建材事業部へ異動、本社の工場でビルのサッシ組み立てや建材加工に携わるようになりました。工場ではKDとフロントという2つのセクションがありますが、最初の1年半はKD、その後フロント配属となり、合計3年ほどの勤務でした。工場勤務の後は生産管理へ異動し、今は設計から回ってきた図面をもとに手配業務に取り組んでいます。
部署が変わるたびに新たな仕事を一から覚える苦労があったり、合わないと感じる仕事もあったりしましたが、いろいろなことを知る良い機会になったと感じています。例えば、ビル建材事業部に異動したばかりの頃、図面を読み取ることがすごく難しく、最初は何事も上司に聞きながらでした。しかし、次第に自分で製品を作るようになり、その製品が施工現場に納まったのを見たとき、役に立っていることを実感しました。年々知識が増えてきて、今の自分はだいぶ成長したと思います。
今の部署に異動して3年ほどになりますが、学生時代に身につけたPCスキルとこれまでの知識と経験が繋がっているなと感じています。
ビル建材事業では、営業、積算、設計、生産、工場、施工管理など多くの部署が関係しますが、前半から後半の工程に繋ぐような役割が生産管理です。「どう繋げたら次の部署がやりやすいだろう?」と流れを考えながら進める中で、建築図面を見たとき実物をイメージしやすいのは、特に工場での経験のおかげと感じますね。
いろいろな部署を経験できたことで視野を広く持てたり、新たな知識が吸収しやすく、これまでの異動が強みになっていることがありがたいです。
資格へのチャレンジを応援してもらえることが大きな魅力と思います。
私も先日積算3級の試験を受けましたが、仕事に関わる資格であれば、ひとつの資格につき3回まで会社から受験料の補助があり、合格すると金券等ももらえます。周りに勤勉な人も多く、社員のことを考えてくれていることを年々感じられる会社ですね。
また、社内にはITに精通する人もいるので、今後ITをどんどん取り入れていってくれることを期待しています。自分としては、一通りの部署を経験して、全部の仕事ができる、皆に頼られるような人材になりたいですね。
数字が得意な方や、ものづくりが好きな方は面白い仕事と思います。図面を見るところから、部材を加工して組み立てていく過程は、やりがいや達成感がありますね。
私も数字は得意なほうだと思いますが、ものづくりの現場では特に計算することが多く、数字に強い人は向いているのではないでしょうか。今後は新社屋建設の計画もあり、ますますワクワクした会社になるだろうと思っています。
各部署での仕事は単純知識と技術ですが、それが蓄積されると複雑な精度の高い力量が身についていきます。営業-生産-生産管理と黙々と消化されてきた実績は自信となり、社内外の信頼を取り込んでいます。ますます自分自身の研鑽と実績を重ねて、より顧客様の信頼を取り込んで頂きますようお願いします。