社員紹介-渡邊さん

 
ビル建材事業部

設計

渡邊 さん

創立100周年には「ダイセン工業の窓を開ければ、幸せの風が入ってくる」とうわさされると思いたい

2015年 派遣社員として勤務
    (経営企画室サポート)
2016年 正社員としてダイセン入社
    (ビル建材事業部 設計部
2020年 ビル建材事業部 設計部 設計支援係
     兼務 総務部 人事課

<入社のきっかけと、これまでのキャリア>

業界未経験からのスタート たくさんの学びがありました。

派遣社員として経営企画室のサポート募集がダイセン工業との出会いでしたが、生産部と設計部のフォローを経験した後、設計部の配属になりました。

初めはCADを触ったこともなかったですし、建築系の図面のことや業界用語も全くわからないところからスタートしたので、言われていることを理解するまでに時間がかかりました。

単語もわからない私に一生懸命教えてくれる先輩の役に立ちたくて、自宅でJWWCADをダウンロードして YouTubeで勉強するなど、頑張っていたら、だんだんCADも楽しくなりました。

建築用語も少しずつ理解できるようになりしたが、まだまだお役に立てている実感がなかったころ、設計部が2016年度の会社の中で頑張った部署として「ISO最優秀部門賞」を受賞することができたのは、印象に残っているエピソードです。「設計部最高!先輩方のいう通り頑張って良かった!」という想いが今のモチベーションに繋がっています。

2018年には、設計支援係に所属となりました。

設計課員の業務負担軽減に直接関われない事に手応え(自分が役に立っているのか)を感じられず悩んだ時期もありました。

悩みのどん底で、考えたことは「部長の負担を軽減する為に私に出来ることは?」でした。部長を理解することだと思いました。今では「部長より部長を理解している」と冗談が言えます。日々、寛大に見守って頂いていることに本当に感謝しています。

 次に、もともと好きだったExcelを深く学んでみようと思い、仕事帰りにVBAを習いに行きました。パソコン教室に貼ってあったMOSのポスターを見て、やってみよう!と思い、独学でExcelエキスパートとAccessを取得しましたが、やはり実務で皆さんのお役に立てている実感は沸いてきませんでした。

当時は辛くもありましたが、今振り返ってみると、自分に何ができるか考える良い時間だったな、と思います。

<現在の仕事と今後どうなっていきたいか>

総務部人事課と兼任で業務効率化促進。
今後は会社全体のサポートを目標に。

私は自分1人が幸せでも幸せではないと思っています。

家庭優先で帰るため、業務時間内に仕事を終わらせることができるように勉強してきましたが、勉強して、効率を上げて、早く帰っても幸せだなとは思いませんでした。

周りも幸せな方が楽しいし、部署の垣根なく周囲の皆さんに貢献したい!と「長い目で見て部署の垣根なく周囲の皆さんに貢献する方が設計課員の負担が軽減できると思います。」と部長に相談すると、総務部に相談してみようと仰って下さり、社長も「得意を活かして頑張ってください」と仰ってくださいました。

勝手に「心理的安全性が低い環境だから、意見も提案も言ったところで。」と思い込んでいた自分を反省しました。言ってみたらすこぶる安全だったことに気づきました。

現在では総務部人事課と兼任することになり、皆さんが少しでも負担に思われている作業をサポートして、業務効率化や負担軽減ができるように働きかけています。

まずは働きやすさに配慮したことで、複雑になった勤怠管理についての業務圧縮が人事部での最初の仕事でした。担当部署にヒアリングをしてチェック体制を圧縮しました。1年程前にこの作業を始めて、まだまだ進めていきたいですが、大きな負担は軽減できたのではないかと安堵しています。担当部署がチームの一員として迎えてくださっとことが、とても 嬉しかったです。

今はまだ兼任なので、フリーで動けている訳ではないですが、少しずつ、社内全体の業務効率を向上させるお手伝いができればありがたいです。

<今後会社に期待することは?>

心理的安全性*を高めて「働きやすさ」を向上させたい

社長は「社員の幸福度を上げる」をミッションの1つに掲げておられます。
私もそうなって欲しいなと感じています。
幸福度が上がることで、心理的安全性が高まり、目標を達成するのに、「100人いれば100通りの方法がある」で起こる、「あちらを立てればこちらが立たず」をみんなで考えて「みんな違って、みんないい」と日々働くことができれば、多様化する時代を乗り越え、業績を伸ばすことができると思うからです。
そう感じる中で、私が今できることは「私はHappyだ!」と発信すること。Happyは降ってくるものではなく、自分で創っていくものだと捉えています。
創立100周年の頃には、アジアでほんのり「ダイセン工業の窓を開ければ、幸せの風が入ってくるらしいよ」「ダイセン工業のドアを開ければ、幸せなところに行けるらしいよ」といううわさがささやかれるようになっていたらいいな。そんな企業になっているかもしれない頃、私が生存しているかも定かではないので、思っているだけですが(笑)。ひとつずつ積み重ねていければいいなと思います。

*心理的安全性とは
「心理的安全性」とは、組織やチーム全体の成果に向けて、率直な意見や素朴な疑問、そして違和感の指摘がいつでも、誰でも気兼ねなく言えること。

設計課支援と人事部を兼任されていますが、何よりいつも明るくて笑顔で接する人で、安心感があります。設計も人事も全体の仕事をやりやすくするパイプ役ですが、お互いの人間関係を良好な状態に保つことが求められます。より周囲の人達に好かれて頼りにされることを期待しています。