信じて見守る熟練マイスター
以前は少人数の会社でした。ダイセンに入って仲間が増え、同時に仕事も増えました。施工する際、お客様(施主様)が気持ちよく使っていただけるように、納品の精度をあげることを重視しています。
営業メンバーがお客様(工務店様)からのリクエストに困ったときは、私に連絡が来ます。そのときは絶対なんとかしよう、という姿勢で応えていますね。そこで課題を解決することが今後の仕事に大きく影響してきますので。
2020年にマイスターに選ばれたことが、嬉しかったですね。※
(※ダイセン工業のマイスター制度では、マイスターは2021年現在2名)
仕事をこなしながら、人を育てていくことも必要です。
メンバーは5人いまして、彼らがひとつでも新しいことができるようになることを見ることが嬉しいですね。心配で現場を見に行ったりすることもありますが。
逆に、現場では施工が優先なので、ゆっくり教えられないときもあります。以前は仕事のやり方は目で見て覚える、と教えられましたが、見せるだけでなく言葉で伝えることも必要だと感じています。
残りの会社員人生をかけて仕事ができる人をできるだけ増やしていきたいと思っています。辛抱強く、わかりやすく伝えようと心がけています。
部下が一人で仕事をできるまで任せられるようになった際は、「えいっ」とひとりで仕事に送り出します。もしそこでクレームが発生しても、まずは1人で対応をしてもらい、見守るようにしています。
100年企業を目指す会社として、そのために必要なことは何か、どんな人が必要なのか、を皆に伝えて言ってもらえたらと思っています。
ベテランが抜けても技術が維持・向上される企業になってほしいですね
お客様に頼りにされている存在からよく分かります。住宅サッシを取り扱う人達が過去にも大勢おられる中でもお客様の信頼度が抜群です。今後は若い人への指導も含めて、会社のリーダーとしてもお願いします。