新年の御挨拶(2012年)

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、暗い出来事が多くあり、非常に先行きに不安をもった1年でありました。 うさぎ年は、例年では初の地下鉄・高速道路やユーロ圏の誕生など最初の1回が多い年で、新たな発展と新展開がおこる年とされてきました。残念ながら市場は、悪い方での最初の1回が多く発生して、被害も多くの方が受けられました。
今後の取組について大きな変化を考えさせられる年であったと思います。 本年は、辰年ですが、干支の中で唯一存在しない動物で天に昇る姿から縁起がよいものとされています。また、過去には、東海道新幹線の開通や青函トンネル開業、瀬戸大橋開通、東京ドーム完成などの有名な建造物や施設ができた年でもありました。
今年は、昨年から続く欧州や米国の経済危機や長引く円高などにより先行きは非常に不透明な状況です。また、国内市場では、6重苦といわれる状況の中にあります。 当社がおります業界自体も過当競争の中で淘汰がすすんでおり、縮小市場の傾向にあります。その中では、勝ち組のみが生き残りますが低収益のため負荷は大きくなります。今後は、その基盤の中で企業力を上げて維持することと、5年後10年後を見据えた新たな展開への準備が必要な時期になっています。当社においては、基盤自体をより強固に確立をするためにも企業力UPを目指して、また人材育成のできる組織の体制作りを目指していきたいと思います。
企業力UPと新たな展開の模索には『もう一歩踏み出す』ことが必要です。 全員が『もう一歩踏み出す』ことを取組み、また会社を継続して、市場を創り出せるように全員一丸となって進めてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしく宜しくお願い致します。

代表取締役 岩崎滋典