経営計画 (43期・2012年度)

■「もう一歩、踏み出す」
42期は、未曾有の震災の影響から始まり、非常に経済環境の悪い期でありました。 41期では、受注量が業務体制のキャパを超えて、納期遅れなどで顧客へ多大なご迷惑をお掛けした反省から、体制を見直し、組織作りを進めてまいりました。41期よりは受注の平準化も進められ顧客にはある程度満足をして頂けたかと思います。
43期は、関西では一部建築需要の高まりの兆しはありますが、『円高』『高い法人税』『厳しい労働規制』『温暖化ガス排出抑制』『外国との経済連携の遅れ』『電力不足』の6重苦と言われる市場環境と、人口減少の流れは変わりません。
今後の激動期の予兆です。激動期を乗り切るには、当社経営理念にあります、市場と仕組みを創りださなければなりません。
NEXTの価値を創りだす組織になるため『もう一歩、踏み出す』ことが、重要です。 顧客満足と現場にあっている『現場主義』につながる目標をもって、各課員がスキル UPをするために、日々改善に取組み、企業力をUPすることがまず必要です。技術 力・対応力は必要不可欠です。また、固定概念に縛られず、全員が常に考えること、 そしてまず『気づく』こと、それから『気配り』行動すること、それが『手法』や 『議論』のあふれる会社へと深化して強い組織となります。
強い組織とは、どんな激動期であっても乗り切るだけの底力のある、また対応の出来る会社です。強い組織であればどんな市場環境であっても適合して生き残れます。
強い組織を作り、他社の追随をゆるさず、常に企業力UPをめざせる体制と『気づき』そして行動することを社員全員が出来るように、『もう一歩、踏み出す』をスローガンに取組んでまいります。