2024年11月22日
■夏バテで熱中症が深刻です。
今年の夏の暑さは平年並から平年以上と予想されています。電力不足により冷房の節約も必要です。
熱中症の予防には、気温や湿度に気を配り水分補給と軽装を心掛け、上手に汗をかく事が大切です。
また、夏バテで体力が低下するとより熱中症を起こしやすく重篤な症状にもつながるので要注意です。
夏バテは、不規則で偏った食事によるビタミンやミネラルの不足も一因ですので、毎日バランスよく食べ、特に糖質の代謝に必要なビタミンB群や、汗で失われるカリウムなどをしっかりとる事も重要です。
室内での発症も増えている熱中症
私たちは生命を維持するために、食べた物をエネルギーに変え体内で熱を発生させています。そして、汗をかいたり血管を拡げることで体外に熱を放出するのですが、高温や多湿などが原因で体温調整機能が低下すると、めまいや筋肉の硬直、失神などの熱中症症状が現れます。
そこで、お勧めなのが「バナナ」
カリウムは調理法でによっては失われやすいので、生で食べられるバナナで取るのが理想的です。
汗をかくと身体からナトリウムとカリウムが失われ、カリウムが不足すると筋肉の動きが悪くなり、だるさや不整脈の要因になります。バナナはカリウムの含有量が多く、ビタミンB群やC群、マグネシウム、食物繊維なども含み、消化も良く夏の栄養補給に最適です。
睡眠や身体のリズムを保つためにも、涼しい時間の散歩など適度な運動も心掛けましょう。